結論: 株式会社SNS(代表:藤田徹)が展開する「シン・ニホン創世プロジェクト」は、無料動画からLINE登録を経て最大330万円の高額商材購入へ誘導するプロダクトローンチ型の情報商材案件であり、現時点では注意が必要と考えられます。
- 「10万円が2億円に」など根拠が明確でない収益訴求が繰り返されている
- 参加費用は33万円〜330万円と高額で、段階的にアップセルされる構造になっている
- 会社住所がレンタルオフィスで、特商法表記にも情報不足が指摘されている
- 消費者機構日本から提訴され、2025年10月に請求が認容される判決が出ている
- ネット上の口コミもネガティブな声が大半を占めている
SNSの広告やLINEで「株式会社SNS」「シン・ニホン創世プロジェクト」という名前を見かけて、気になって検索したという方も多いのではないでしょうか。「10万円が2億円に」という強いフレーズは目を引く一方で、本当に信頼できる案件なのか不安に感じるのも当然です。この記事では、公開情報や口コミをもとに、株式会社SNSの実態を客観的な視点で検証していきます。
株式会社SNSとは(概要説明)
株式会社SNSは、投資系情報商材「シン・ニホン創世プロジェクト」を運営する企業です。講師として泉忠司氏を前面に押し出し、無料動画視聴からLINE登録へ誘導した後、高額サポートプランを案内する流れが確認されています。
公式LP(shinnihon-s-project.com)では「10万円が2億円に」「3500人が億り人になった」といった謳い文句が掲げられていますが、こうした収益は個人差があり、誰にでも再現できる保証はありません。また「49,800円相当のマニュアルが期間限定0円」という無料訴求も、プロダクトローンチ型商法でよく見られる典型的な導入手法です。
株式会社SNSは自社を「メタバースとNFT、新たな資本市場、インフルエンサーマーケティングに関わる企業」と説明しており、2025年3月29日には東京タワーで「シン・ニホン創世プロジェクト×RED X」と題したセミナーを開催したとプレスリリースで発表しています。登壇者は泉忠司氏(自称ケンブリッジ大学名誉教授)と、RED X創設メンバーの原康雄氏でした。こうした大規模な広報活動は事業の信頼性を演出する効果がありますが、セミナー開催の実績自体が商材の収益性を裏付けるものではない点に留意が必要です。有名な会場や著名人の登壇があっても、それが投資成果や商材の質を保証するものではないという点は、情報商材全般を検討する際に共通して意識しておきたいポイントです。

「無料」を強調して間口を広げ、後から高額プランを案内する手法は情報商材業界で頻繁に見られるパターンです。まずは特商法表記から実態を確認していきましょう。
株式会社SNSの特商法の表記を確認
株式会社SNSの特商法表記を確認すると、会社所在地がレンタルオフィスであることや、免責文言が多い点など、事業実態の透明性に疑問が残る箇所が複数見つかりました。特定商取引法に基づく表記は、通信販売を行う事業者に開示が義務付けられている基本情報であり、その内容を確認することは案件の信頼性を判断するうえで欠かせないステップです。以下で詳しく見ていきます。
会社情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社SNS |
| 代表者 | 藤田徹 |
| 所在地 | 東京都渋谷区代々木1-30-15-302 |
| 連絡先 | 050-1808-4704 / info@sns-company.info |
| 法人番号 | 5140001087547 |
(出典: 国税庁法人番号公表サイト / 確認日: 2026-09-23)
特商法で気になるポイント
特商法表記を精査すると、複数の気になる点が浮かび上がります。
- 所在地がレンタルオフィスであり、事業の実態が把握しづらい
- 「損失の可能性あり」「情報提供のみ」といった免責記載が多い
- 特商法ページの住所情報が古いまま更新されていないとの指摘がある
- 勧誘に使われるLINEアカウントが未認証である
- 登壇講師・泉忠司氏の経歴について「ケンブリッジ大学出身」との記載があるが、実際は短期留学のみだったとする指摘がある
特に「情報提供のみ」という免責文言は、万が一プラン購入後に期待した成果が得られなかった場合でも、事業者側が責任を負わない立場を取れる余地を残すものです。高額な費用を支払う前に、返金規定やクーリングオフの可否を書面で確認しておくことが重要です。
会社住所がレンタルオフィスである点は、トラブル発生時に事業者へ直接連絡・訪問することが難しくなる可能性があるため、注意が必要です。
株式会社SNSの口コミや評判
ネット上の口コミを調べたところ、「稼げた」とする肯定的な声はほとんど見当たらず、「怪しい」「信頼性に課題がある」といった否定的な意見が大半を占めていました。特にYahoo!知恵袋やXでは、過去の投資トラブルと関連付けた警戒の声が目立ちます。講師の泉忠司氏自身の知名度・過去の言動と紐づけて警戒する投稿が多いのも特徴です。
ネット上の口コミ
詐欺。お爺ちゃんお婆ちゃんが、老後資金を根こそぎ騙し取られて終わり
Yahoo!知恵袋よりノアコインという仮想通貨に大金を入れてしまい、ほぼ無価値になり本当に後悔しています
Yahoo!知恵袋より泉が関わってるから話題に上がらない。ネットでは批判ばかり。関わらない方がいい
Yahoo!知恵袋よりSNSでの評判
泉忠司を始め、相場が上向いてくると怪しい案件を紹介する商材屋や詐欺師が出てくるな
Xよりフィンテックというと泉忠司を思い出すけど、あの人どうしてるんだろうな
Xより肯定的な口コミ・実績報告は今回の調査では確認できませんでした(※個人差があり、必ずしも全ユーザーの状況を反映するものではありません)。
他の検証サイトでの評価
他の副業・投資検証サイトでも、株式会社SNSの「シン・ニホン創世プロジェクト」については厳しい評価が目立ちます。
- らくまま(wormama.me): 「訴訟を起こされ損害賠償請求になった株式会社SNSの実態」として法的リスクを指摘
- 複数の検証サイト: 無料訴求から高額商材販売へ至る典型的なプロダクトローンチ手法である点を指摘
- 複数の検証サイト: 再現性のある成功事例が確認できない点を問題視
- 複数の検証サイト: 特商法表記の情報が古い・不十分である点を指摘
なお「株式会社SNS」という社名は一般的な名称であり、別の事業(例: 写真選択で報酬を得るとする副業案件)でも同名の会社名義が使われているとの報告がネット上に複数存在します。同一法人かどうかは今回の調査では確認できていませんが、同名義での高額商材誘導パターンが繰り返し報告されている点は留意しておくとよいでしょう。
株式会社SNSに登録してみた結果
公式LPからLINE登録すると、複数回にわたって無料動画が配信され、最終的に電話で有料プランへの案内が行われる流れが確認されています。稼ぐための具体的な手法は、無料動画の段階では明示されません。
登録〜勧誘の流れ
- SNS広告や検索から公式LP(shinnihon-s-project.com)にアクセスし、「無料」を訴求してLINE公式アカウントへ登録する
- 登録後、複数回にわたり泉忠司氏が出演する投資解説動画が段階的に配信される
- 動画視聴が進むと、担当者を名乗る人物から電話がかかってきて、個別サポートの案内が行われる
- 電話面談の中で「シン・ニホン創世プロジェクト」33万円などの初期プランを提示される
- 初期プラン契約後、さらに「プラチナメンバー」110万円、「泉忠司インストールプログラム」330万円といった上位プランへの案内が続く
この一連の流れは、最初に少額のハードルでコミットさせ、徐々に金額を引き上げていく「フットインザドア」型の営業手法に近い構造といえます。
ビジネスモデルの実態
無料の情報提供だけで完結するのではなく、最終的に高額な商材購入が前提となっている点が特徴です。33万円から330万円という価格帯は、一般的な副業・投資教材と比較しても高額な部類に入ります。
| プラン名 | 費用 |
|---|---|
| シン・ニホン創世プロジェクト | 33万円 |
| プラチナメンバー | 110万円 |
| 泉忠司インストールプログラム | 330万円 |
(出典: 各検証サイトによる調査報告 / 確認日: 2026-09-23)
上位プランほど「個別サポート」「限定コミュニティ参加」といった付加価値が強調される傾向にありますが、それに見合う具体的な成果指標や実績データは公式LP上では確認できませんでした。
「プロダクトローンチ」とは、無料コンテンツで期待感を高めたのち、限定性・希少性を演出して高額商品を販売するマーケティング手法です。情報商材業界で広く使われています。