結論: クムクム株式会社は、EC出店プラットフォーム「ツクツク!!!」の運営や代理店・加盟店の紹介インセンティブ制度を展開する企業ですが、料金体系の複雑さや紹介型の収益構造から注意が必要な案件と考えられます。
- 初期費用5万円+月額1.8万円に加え、売上の12%前後が手数料として自動的に差し引かれる複合的な料金体系
- 出店者・代理店を紹介することで報酬が発生する仕組みがマルチ商法(MLM)的と複数の口コミで指摘されている
- 公式サイトに特定商取引法に基づく表記へのリンクが確認できない
- 友人・知人からの勧誘や会合・Zoom説明会を通じた勧誘スタイルが報告されている
- 出店者数が減少傾向にあるとの指摘もあり、継続性の面でも注意が必要
クムクム株式会社とは
クムクム株式会社は、2007年9月設立、東京都港区に本社を置く企業で、EC出店プラットフォーム「ツクツク!!!」の運営を主軸に、店舗向け集客支援やBtoBマッチング事業など複数の事業を展開しています。出店するだけで「おすそわけ」収益が得られる、代理店・加盟店を紹介すればインセンティブが得られるといった謳い文句で、副業や独立を検討する層に勧誘が行われているのが実態です。
公式サイトでは資本金2,000万円、従業員数40名と紹介されており、一定の企業規模を持つことがうかがえます。「ツクツク!!!」は加盟店同士がポイントを共有し合う「おすそわけ」という独自の仕組みを採用しており、単なるASP型ECカートとは異なる、コミュニティ型の販売プラットフォームとして展開されている点が特徴です。
ただし、EC出店の実利用者からは「思ったより費用がかかる」といった声も見られ、謳い文句と実態にギャップがあると指摘されています(出典: jp-aiwa.net / 確認日: 2026-08-06)。
一般的なASP型ECカートサービス(BASE、STORESなど)が月額数千円〜無料プランを用意しているのに対し、「ツクツク!!!」は初期費用・月額費用に加えて複数の手数料が重なる料金設計になっている点で、単純な価格比較がしにくいサービスと言えます。副業として検討する際は、他のEC出店サービスとのコスト比較も併せて行うことが望ましいでしょう。また、事業内容としてはEC出店支援にとどまらず、店舗向け集客支援やBtoBマッチング事業なども展開しており、単一のサービスだけで会社全体の実態を判断するのは難しい側面もありますが、少なくとも「ツクツク!!!」単体で見た場合の料金構造や勧誘スタイルについては、以降で詳しく検証していきます。
阿比留章雄氏の「ツクツク!!!」はネットワークビジネスだという評判がある。
クムクム株式会社の特商法の表記を確認
クムクム株式会社の公式サイトを確認したところ、会社概要ページに所在地や代表者情報の記載はあるものの、通信販売事業者に義務付けられている特定商取引法に基づく表記へのリンクは見当たりませんでした。EC出店サービスを提供する事業者としては、この記載の欠如は利用者にとって不安材料になり得ます。
会社情報
- 会社名: クムクム株式会社
- 代表者: 阿比留章雄
- 所在地: 東京都港区芝公園2丁目11-1 住友不動産芝公園タワー1F
- 設立: 2007年9月
- 資本金: 2,000万円
- 従業員数: 40名
- 法人番号: 3010401072675
- 連絡先: 公式サイト内問い合わせフォームのみ確認(電話番号記載は未確認)

法人番号や所在地はしっかり確認できますが、電話番号の記載が見当たらないのは気になりますね。
特商法で気になるポイント
特定商取引法に基づく表記は、通信販売やEC事業を行う事業者に義務付けられているものですが、クムクム株式会社の公式サイトでは該当ページへの導線が見当たりません。また、電話番号の記載も確認できず、トラブル発生時の連絡手段が限られている点は注意が必要です。
特商法上、本来明示が求められる主な項目には「事業者名」「所在地」「電話番号」「返品・解約条件」「販売価格以外に必要な費用」などがあります。クムクム株式会社の場合、会社名・所在地・代表者名は確認できるものの、電話番号や解約条件の明示は限定的で、契約前に個別確認が必要な状態です。
特に「ツクツク!!!」のように継続課金型のサービスでは、解約時の手続きや返金の可否が利用者にとって重要な情報になります。この点が公式サイト上で明確に確認できない場合、契約前に問い合わせフォームなどを通じて書面での回答を求めることが望ましいでしょう。
特商法とは「特定商取引法に基づく表記」のことで、通信販売を行う事業者に事業者名・住所・電話番号・返品条件などの明示を義務付ける法律です。
クムクム株式会社の口コミや評判
クムクム株式会社やその主力サービス「ツクツク!!!」に関する口コミは、良い評判と厳しい評判が混在しています。社内の雰囲気については「人柄がいい」と評価する声がある一方、出店者・代理店としての利用では「思ったほど利益が残らない」「紹介の話ばかりされる」といった不満の声が目立ちます。
ネット上の口コミ
未経験者でも簡単に始められると勧誘時に説明を受けた。
Yahoo!知恵袋より月額固定でわかりやすいという説明と実態が真逆で、売上はあるのに手元にお金が残らない。
jp-aiwa.netより社員の人柄がよく、社内の雰囲気は悪くない。
エン カイシャの評判より正社員向けの口コミサイトでは総合評価3.3点(5人の回答)と、極端に低い評価ではないものの、出店者・代理店としての利用者からの評価とは温度差があることがうかがえます(出典: エン カイシャの評判 / 確認日: 2026-08-06)。また、元従業員からは「社長、副社長がとにかくひどい。絶対にかかわらないほうが良い」という厳しいコメントも報告されており、社内外での評価に差がある点は見過ごせません。正社員としての評価と、出店者・代理店という契約形態で関わる場合の評価は異なる可能性があるため、立場ごとの口コミを分けて確認することが重要です。
SNSでの評判
ツクツクの代理店に加入しないかと営業を受けたが、どんな説明を受けてもマルチ商法的な宗教っぽいイメージが拭えなかった。
Yahoo!知恵袋より高校の同級生からクムクムの代理店を一緒に立ち上げないかと誘われ、違和感を覚えた。
Yahoo!知恵袋より紹介したらいくらというお金の話ばかりで、商品販売の話がほとんど出てこなかった。
jp-aiwa.netよりSNSやQ&Aサイトでは、友人・知人からの勧誘をきっかけに接点を持ったという声が複数見られます。勧誘を受けた側が「マルチ商法的な印象を持った」と感じているケースが多いことは、案件を検討する上で見過ごせないポイントです。
ツクツクは実際はマルチなのか、その実態には不透明な点が残る。
クムクム株式会社に登録してみた結果
クムクム株式会社の代理店・出店契約は、知人からの紹介や会合・Zoom説明会を経て契約に至るケースが多く報告されています。契約後は、EC出店プラットフォーム「ツクツク!!!」への出店に加え、新たな出店者・代理店の紹介活動を求められる場面があるとされ、単純な物販ビジネスとは異なる側面を持っています。
登録〜勧誘の流れ
- 知人・友人からの紹介や会合、Zoom説明会への案内を受ける
- 「ツクツク!!!」の仕組みやおすそわけ収益について説明を受ける
- 出店契約(初期費用5万円+月額1.8万円〜)を勧められる
- 出店後、代理店・出店者の紹介活動についても案内される
- 紹介実績に応じたインセンティブの説明を受ける
複数の体験談を見ると、初回の会合では「稼げる仕組み」の説明が中心で、料金体系や解約条件についての詳しい説明は後回しにされる傾向があるようです。契約前の段階で費用の総額を書面で確認できるかどうかが、判断の分かれ目になります。
また、Zoom説明会形式の場合、複数人が同時に参加する集団形式で進行されることが多く、その場の雰囲気で即決を促されやすいという声もあります。「その場で契約書にサインを求められた」というケースも報告されており、持ち帰って検討する時間を確保できるかどうかも事前に確認しておきたいポイントです。

物販の説明よりも紹介・勧誘の話が中心になるケースが多いというのは、慎重に見るべきポイントですね。
ビジネスモデルの実態
「ツクツク!!!」で実際に収益を得るには、初期費用・月額費用に加え、販売促進費(売上の3%以上)・エスクロー決済手数料(決済金額の6%)・総合受注手数料(売上の3%)など複合的な手数料が発生します。合計すると売上の最低12%前後が自動的に差し引かれる計算となり、月商が小さい出店者ほど利益を確保しづらい構造です(出典: jp-aiwa.net / 確認日: 2026-08-06)。
さらに、割引クーポン機能(月額4,600円)、ブログ機能(月額3,800円)、HTMLメールマガジン(月額4,200円)、商品一括インポート(月額6,300円)、Googleショッピング連携(月額5,500円)などの有料オプションを利用すると、総月額コストは5〜6万円を超え、年間では100万円に迫るとの指摘もあります。※収益・費用には個人差があります。
| 費用項目 | 金額目安 |
|---|---|
| 初期費用 | 50,000円(税別) |
| 月額利用料 | 18,000円(税別) |
| 販売促進費 | 売上の3%以上 |
| エスクロー決済手数料 | 決済金額の6% |
| 総合受注手数料 | 売上の3% |