結論: 株式会社リンクトラストが展開する「AIアフィリ」は、無料登録をうたいながらLINE経由で電話勧誘を行い、最終的に数十万円規模の高額サポートプランへ誘導する導線が確認されており、注意が必要な案件と考えられます。「株式会社リンクトラスト」という社名は建設業・不動産業を営む同名の別会社にも使われているため、この記事で扱うのは代表取締役・浅沼弘樹氏が展開する副業案件「AIアフィリ」の運営会社であることを明記しておきます。
- 設立から数ヶ月の新設法人で、実績や信頼性を裏付ける情報が乏しい
- 自社の公式ホームページが確認できず、運営実態が不透明
- 「無料」から一転して30万円以上の高額プランを提示される事例が報告されている
- 収益を得たという具体的な口コミがほとんど見当たらない
- 返金を求めても対応されなかったという声が複数ある
株式会社リンクトラストとは(概要説明)
株式会社リンクトラストは「AIアフィリ」という名称で、AIが自動的に商品を宣伝・収益化するとされる次世代型アフィリエイト副業を展開している事業者です。X(旧Twitter)やInstagramの広告からLINE公式アカウントへ誘導する導線が特徴で、法人番号8021001030836として登記されています(法人登録日: 2025年1月10日)。
広告では「スマホ1台でOK」「期間限定!元手0円」「1ヶ月で50万円も目指せる」「即金OK」「数日に一回売上を確認するだけ、あとはAIが勝手に自動収益化」といった謳い文句が並びますが、これらの収益は個人差があり保証されるものではありません。また「サポート充実の副業システム1位」という表記についても、出典となる調査データやランキング元は確認できませんでした。
従来型のアフィリエイトは、自分のブログやSNSで商品を紹介し、成果に応じて報酬を受け取る仕組みが一般的です。一方、「AIアフィリ」は具体的にどの広告主・どのASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)と提携しているのかが公開情報からは分かりにくく、収益発生の根拠が外部から検証しづらい構造になっている点が特徴です。
複数の検証サイトの調査によると、広告の入口にはリスティング広告(検索結果や他サイトに表示されるクリック課金型広告)が使われており、そこから「AIアフィリ」の紹介ページへ誘導され、最終的にLINE公式アカウントへの登録を促す構成になっています。紹介ページ内では「サポート充実の副業システム1位」といった根拠不明のNo.1表記や、比較グラフのような画像が使われているケースもありますが、出典元のデータや調査機関名は明示されていません。
アフィリエイトとは、自分のメディアで商品・サービスを紹介し、購入や申し込みなどの成果に応じて報酬を得る仕組みのことです。本来は提携先のASPや広告主が明示されているのが一般的です。

「AI」「自動」という言葉に惹かれる気持ちは分かりますが、まずは会社の実態を確認するのが先ですね。
株式会社リンクトラストの特商法の表記を確認
特商法表記からは、設立間もない法人であることに加え、自社の公式ホームページが見当たらないなど、通信販売を行う事業者として不透明な点が複数確認されています。
会社情報
公開されている情報は以下の通りです(出典: 副業検証サイト複数 / 確認日: 2026-08-06)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社リンクトラスト |
| 代表者 | 浅沼弘樹 |
| 所在地 | 東京都新宿区西新宿6丁目15-1 セントラルパークタワー ラ・トゥール新宿5F |
| 連絡先 | 03-6228-0018 / support@linktrust.co.jp |
| 法人番号 | 8021001030836 |
| 法人登録日 | 2025年1月10日 |
法人番号は国税庁の法人番号公表サイトで検索することができ、法人としての登記自体は確認できます。ただし、法人番号が実在することと、事業内容や実績が信頼できることは別の問題である点に注意が必要です。登記があっても、実態のあるサービス提供が行われているかは別途確認する必要があります。
特商法で気になるポイント
特に気になるのは、法人登録日が2025年1月10日と設立からわずか数ヶ月である点です。実績を強調する広告表現との間に矛盾があると考えられます。
- 法人登録から数ヶ月しか経っておらず、事業の継続性を裏付ける実績が乏しい
- ネットビジネスを主体とする事業者にもかかわらず自社の公式ホームページが確認できない
- 特商法ページ記載の電話番号が別会社名義と重複しているとの指摘がある
- 代表者が過去に別の社名(株式会社Link-A、株式会社M&Aなど)で同種の副業案件を展開してきた疑いがあると複数の検証サイトが報告している
特商法ページに記載の電話番号(03-6228-0018)が、別会社「オーエスエンタープライズ」の番号と重複しているとの指摘があります。同一の連絡先が複数の法人名義で使われている場合、どちらが実際の運営主体なのか外部から判別しにくくなります。
特商法とは「特定商取引法に基づく表記」のことで、通信販売を行う事業者に事業者名・住所・連絡先などの明示が義務付けられています。表記が形式上そろっていても、記載内容の整合性まで確認することが重要です。
株式会社リンクトラストの口コミや評判
ネット上の口コミを確認すると、収益を得られたという具体的な報告はほとんど見当たらず、高額プランを勧誘されたという否定的な声が目立ちます。
ネット上の口コミ
広告に惹かれて登録したけど、すぐに高額プランを勧められた。
副業検証サイトより30万円以上払ったのに、実際にはほとんどサポートしてもらえなかった。
副業検証サイトより返金をお願いしたけど無視された。
副業検証サイトより副業詐欺っぽいと感じた。
副業検証サイトよりこれらの口コミに共通しているのは、「無料」という入口から契約後に高額な費用が発生する点と、契約後のサポート内容が期待と異なっていたという点です。同様の声が複数の独立した検証サイトから報告されていることも、実態を判断するうえで参考になります。
SNSでの評判
全く稼げず、個人情報を入力した後の不安がある。
消費者相談より質問しても返事が遅い、具体的な指導がなかった。
副業検証サイトより一方で「AIを学べるきっかけになった」という限定的な声もありましたが、収益実績を裏付ける情報は確認されませんでした。X(旧Twitter)やYahoo!知恵袋を含め、肯定的な口コミで具体的な金額を伴う成功事例は確認できていません。
口コミ全体を俯瞰すると、否定的な声の多くが「契約前の説明」と「契約後の実態」のギャップを指摘している点が共通しています。数十万円という決して小さくない金額が関わる契約であるにもかかわらず、契約条件やサポート内容についての事前説明が十分でなかったという報告が繰り返し見られる点は、検証記事として重視すべきポイントです。
株式会社リンクトラストに登録してみた結果
登録後の流れを調査した複数の検証サイトによると、LINE登録は無料である一方、アンケート回答を経て電話勧誘に至り、最終的に高額なサポートプラン契約を提案される流れが共通して報告されています。
登録〜勧誘の流れ
- 広告からLINE公式アカウントへ登録(無料)
- 「ゆり」など個人名を名乗るアカウントから簡単なアンケートに回答するよう案内される
- アンケート回答後、担当者から電話がかかってくる
- 電話口で数十万円〜数百万円規模の高額サポートプランを提案される
- 「本日中の申し込みで特典あり」「参加者全員に30,000円プレゼント」など期限や特典を強調される
この流れは、消費者庁が注意喚起している「簡単な作業で稼げる」という広告からLINE勧誘、そして高額な費用請求へとつながるパターンと類似していると考えられます(出典: 消費者庁の注意喚起事例 / 確認日: 2026-08-06)。電話口での即決を促す進め方も、冷静な判断を妨げる要因になり得ます。
特に「その日のうちに申し込まなければ特典がもらえない」という説明は、契約の是非をじっくり検討する時間を与えないための典型的な手法とされています。魅力的な特典を提示されるほど、一度電話を切って冷静に情報を整理する時間を持つことが重要です。
ビジネスモデルの実態
「AIが自動収益化する」とされていますが、具体的にどのような仕組みで報酬が発生するのか、広告や公開情報からは明確に説明されていません。数十万円の支払いを伴う前提でサポートが提供される設計になっている点には注意が必要です。
支払い方法についても、クレジットカード払いのほか、消費者金融からの借入を勧められたという報告があります。無理な借入を伴う契約は、契約者の負担が長期化するリスクがあるため、特に慎重な判断が求められます。契約前に「具体的にどのような作業を行い、どのタイミングで報酬が発生するのか」を書面ベースで確認し、口頭説明だけで判断しないことが重要です。