結論: 株式会社SWAN(運営統括責任者・後藤陽介)が展開する副業案件は、「スマホで写真を送るだけ」という謳い文句と実際の作業内容に乖離が見られる点、特商法表記の所在地が居住用マンションの一室である点、返金・クーリングオフの記載が不十分な点、代表者名の表記にゆれがある点から、注意が必要な案件と考えられます。
- 株式会社SWANは2025年2月26日設立の新規法人で、後藤陽介氏を運営統括責任者として副業案件を展開している
- 登録はLINE経由のみで、独立した公式申込LPの実態が確認できない
- 初回のマニュアル購入(1,500〜2,000円程度)後、20万〜200万円超の高額サポートプランへ誘導される可能性が指摘されている
- 特商法表記の所在地は賃貸マンションの一室で、返金・クーリングオフの記載が不十分
- ネット上の口コミは否定的な声が大半を占め、現金10万円ボーナスの受給報告は確認されていない
株式会社SWANとは
株式会社SWAN(運営統括責任者:後藤陽介)は、「スマホで写真を送るだけ」「画像検索するだけ」で報酬が発生すると謳う副業案件を展開する法人です。法人番号は2010901056880で、法人登記は2025年2月26日と設立から1年に満たない新設企業にあたります。LINE公式アカウントへの登録を入口に、有料マニュアルの購入や追加サポートへの申込みを案内する構成が複数の検証記事で確認されています。
広告や案内で使われている主な謳い文句は次の通りです。
- スマホ1台・最短即日で稼げる
- 写真を送るだけ、画像検索するだけの約10分の簡単作業
- 未経験でも稼げる
- 期間限定で現金10万円ボーナス
- 完全無料・リスクゼロ
広告経由でLINE公式アカウントに登録すると、まずは簡単なヒアリングやアンケート形式のやり取りが行われ、その後に具体的な案件内容が案内される流れが一般的とされています。この時点では作業内容の詳細が明かされないケースが多く、「どんな仕事なのか分からないまま登録だけが進む」という声も検証記事の中で紹介されています。副業を探す際に検索ボリュームの多いキーワードで上位表示される案件であるほど、こうした事前情報の不足が読者の不安材料になりやすい傾向があります。
「写真を送るだけ」という表現は聞こえがいいですが、具体的な作業内容が登録前に説明されていない点は気になりますね。まずは特商法表記から確認していきましょう。
株式会社SWANの特商法の表記を確認
株式会社SWANの特商法表記には会社名・代表者名・連絡先の記載はあるものの、所在地が住宅用の賃貸マンションの一室である点、返金・クーリングオフに関する記載が不十分な点など、複数の気になるポイントが確認されています。法人登記から確認できる情報と合わせて、以下で詳しく見ていきます。
会社情報
特商法表記および法人情報から確認できた基本情報は以下の通りです(確認日: 2026-08-06)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社SWAN |
| 運営統括責任者 | 後藤陽介(一部記事では坂本俊作を代表者と記載) |
| 所在地 | 東京都世田谷区瀬田2丁目27-3 |
| 電話番号 | 03-6820-3717 |
| メールアドレス | info@soaring-swan.jp |
| 法人番号 | 2010901056880 |
| 法人登記日 | 2025年2月26日 |
特商法で気になるポイント
特商法表記自体は用意されているものの、内容を精査すると複数の不透明な点が見つかります。もっとも注意すべきなのは所在地と返金規定です。
特商法表記に記載された所在地は、賃貸マンション「ストーンハイツ106」の一室とされ、部屋番号の記載がありません。一般的なオフィスとしての実態が確認しづらく、事業の継続性に不安が残ります。
返金・クーリングオフに関する記載が不十分、または返金不可と明記されているとの指摘が複数の検証記事にあります。トラブルが発生した際に費用を取り戻せない可能性がある点は大きな懸念材料です。
特定商取引法に基づく表記(特商法表記)とは、通信販売等を行う事業者に義務付けられている表示事項で、事業者名・住所・連絡先・返品条件などの明記が求められます。表記があっても内容が実態と異なる、または不十分なケースでは消費者保護の機能を十分に果たせません。
また、運営統括責任者は後藤陽介と表記される一方、一部の検証記事では代表者として坂本俊作の名前が挙げられており、人物情報に表記ゆれが見られる点も実在性を確認しづらい要因の一つです。
運営統括責任者の氏名に表記ゆれがある点は、事業者としての実在性・一貫性を確認する上で見過ごせないポイントです。同一案件でありながら異なる人物名が併記されている場合、どちらが実際の運営責任者なのか外部からは判断がつきません。
加えて、法人番号2010901056880で検索できる登記情報自体は実在するものの、登記からの経過期間が短いため、事業の継続性や過去のトラブル対応実績を第三者が事前に把握することは難しい状況です。特商法表記に記載された内容と、法人登記から確認できる客観的な情報を照らし合わせながら判断することが重要です。
株式会社SWANの口コミや評判
ネット上で確認できる株式会社SWANに関する口コミは、否定的な内容が大半を占めています。「稼げた」という具体的な成功報告は外部SNSではほとんど見当たらず、肯定的な声はLINE内など限定的な範囲にとどまっているとの指摘があります。
ネット上の口コミ
複数の副業検証サイトに寄せられた口コミの一部を紹介します。
広告に書かれていた内容と実際の作業内容が全然違った。
副業検証サイトより高額なサポート費用だけ払わされて、結局稼げていない。
副業検証サイトよりサポートへの問い合わせをしても返信が遅く、そのうち連絡が途絶えた。
副業検証サイトよりSNSでの評判
SNSや口コミサイトでは、現金10万円ボーナスの受給報告が一件も確認されていないことに加え、肯定的な投稿の文面が似通っている点を指摘する声もあります。
現金10万円ボーナスを実際に受け取ったという報告がネット上に一件も見当たらない。
副業検証サイトより肯定的な口コミは似たような文面ばかりでステマの可能性が高い。
副業検証サイトより稼げたという声は全く確認できない。会社情報も不透明。
複数の検証サイトを横断的に確認すると、否定的な口コミが7〜8割程度を占め、肯定的な口コミはLINE内でのやり取りに限定された「成功事例」として紹介されるのみで、Xやヤフー知恵袋、5chといった外部の第三者的なプラットフォームでは再現性のある報告がほとんど見当たりません。この非対称性自体が、口コミの信頼性を見極める上での重要な判断材料になります。
株式会社SWANに登録してみた結果
複数の検証記事によれば、LINE登録後は段階的な案内を経て有料マニュアルの購入、さらに高額サポートプランへの申込みを促される流れが確認されています。作業内容として説明されているのはSNSでの拡散やECサイトを使った物販とされ、事前の広告表現とは異なる印象を受けたとの指摘があります。
登録〜勧誘の流れ
検証記事から確認できる一般的な流れは次の通りです。
- 広告や紹介経由でLINE公式アカウントに登録する
- 担当者とのやり取りの中で、1,500〜2,000円程度の有料マニュアル購入を案内される
- マニュアル購入後、具体的な作業内容(SNS拡散・物販等)が説明される
- 成果が思わしくない場合、20万〜200万円超の高額サポートプランへの申込みを勧められる
- 報酬から手数料が差し引かれる、または追加費用が発生する
ビジネスモデルの実態
案内される作業内容は、指定されたバナーをSNSに投稿・拡散するアフィリエイト形式や、ECサイトを利用した物販とされています。広告で謳われる「写真を送るだけ」という表現とは作業の難易度・内容が異なるとの指摘が複数あり、初心者には難易度が高いとする検証記事も見られます(※個人差があります)。
実態はSNSアフィリエイトであり、報酬から22,000円の初期費用が差し引かれる仕組みが確認された。
特に注意したいのは、初回のマニュアル購入だけで完結せず、成果が出ないことを理由に段階的に高額なサポートプランへ誘導される構造です。20万円台から始まり、最終的に200万円を超える金額が提示されたという報告もあり、少額の初期費用で参加のハードルを下げてから徐々に負担を大きくしていく手口は、副業詐欺的な案件で共通して見られるパターンの一つとされています。